携帯電話キャリア3社の2012年度 第3四半期決算が出そろいま

携帯電話キャリア3社の2012年度 第3四半期決算が出そろいました前年同四半期と比較しますと、3社とも増収となりましたが、決算内容を詳しく見ていくと、それぞれ異なった状況であることがわかります 【詳細画像または表】  特にソフトバンクは、今のところ業績は好調といえますが、米携帯電話会社スプリント・ネクステル(※以下、スプリント)の買収が経営にどう影響していくかによって、先行きが大きく左右されるでしょう今回は、ソフトバンクを中心にキャリア3社の財務内容を分析していきます ■ 収益性次第では、スプリントが“お荷物”になる恐れも  まず、ソフトバンクの決算内容を分析していきます会社の収益性を見ることができる「損益計算書」に注目してください(次ページ)現状を把握するには、まず「売上高」を見るのがいちばんわかりやすいでしょう  2012年4月1日から12月31日までの3四半期間の「売上高」は2億5097億円前年同期間より1000億円ほど伸ばしました「営業利益」は6001億円と、膨大な額となっていますこれも前年同期間より約600億円増えています  次に、バランスシートを見てみましょう(次ページ)会社の中長期的な安全性の目安となる「自己資本比率(=純資産÷資産)」を計算しますと、30.3%となりますこれは安全性には全く問題ない数字です  しかし、以前のソフトバンクの自己資本比率は、非常に低いものでしたiPhoneが発売される前の年である2007年3月期の財務諸表から自己資本比率を計算しますと、18.6%しかなかったのです  その後、2008年7月にiPhone 3G、それから2010年5月にiPadが発売され、ソフトバンクは売り上げを大きく伸ばし、純資産も年々充実させてきました「純資産の部 利益剰余金」を見ますと、2012年3月末は5305億円でしたが、その9カ月後の12月末には6996億円まで増えていますそういった点から、ソフトバンクは安全度が非常に高まっていると言えるのです戦略コンサルタントを経て、現在、会津のバス会社の再建を手掛ける著者が、企業再生のリアルな日常を描く「バス会社の収益構造」といった堅い話から、 「どのようにドライバーのやる気をかき立てるのか? 」といった泥臭い話まで、論理と感情を織り交ぜたストーリーを描いていく ■  「立場」とは何か?  【詳細画像または表】  人間いくつになっても、「行く場所」と「帰る場所」は必要だと思います  たとえば、社会人にとって行く場所は「職場」、帰る場所は「家庭」というのが一般的でしょうか年齢や環境によって、ここでの「行く場所」は「学校」であったり「習い事」であったり「会合や集まり」だったりと思いますが、いずれにせよ行って帰るという行為は、生来的に私たちのDNAに刻み込まれた基本原理である気がします  物理的に言えば私の場合、行く場所は福島(会津若松)であり、帰る場所は東京ということになりますその移動にかかる時間は3~4時間程度です職場と自宅が物理的に何百キロと離れているのは単身赴任ならではですが、その移動時間は自分にとって「立場」の切り替えを行うに当たり、とても大事なものです  さて、あらためて「立場」とは何でしょうか  私は今の福島のバス会社で会社役員や取締役という立場にありますが、この役員職務は兼務です企業再生ファンドの職員というのが主務で、状況によってファンドの立場とバス会社の立場を使い分けています電話で名乗る肩書や名刺なども、相手によって意識的に変えています  言い換えると、会津に来ると会社のラインの責任権限の中で意思決定を迫られる立場ですが、東京に戻ると株主として案件の一担当者という立場ですどちらも会社を再生させるという目線はまったく変わりませんが、その行動や振る舞いはかなり意識的に使い分けなければいけないと自覚しています  そういった生活を何年間か続け、その使い分けのコントラストの中で、私の中で浮き彫りになったことがいくつかあります  今回は、企業再生で施策を計画・執行する責任ある立場で内部にどっぷりつかっている自分をあらためて客観的に眺め、そこから見えた「責任ある立場」の意識や心構えについて触れてみたいと思います  まず責任ある立場となって意識するようになったことのひとつは「時間を守る」ということです  言うまでもないですが、会議の時間に遅れるということは、人数×遅れた時間分の無駄が発生することを意味しますし、特に遅れた人が上位者であれば会議を勝手にスタートさせることもできず、上位者が全体の無駄を惹起しボトルネックになるという、あるまじき状況になりますまた遅刻の中でも論外なのは朝の遅刻ですどんなときでも定時にきちんと出社することが大事です ■ 前日飲み会のときほど、早く出社すべき  ここまで読まれて、当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、全然当たり前ではありません「重役出勤」と揶揄されるように、上位者のほうが定時出社率が低いのは経験的事実でもあります  上位者というのは注意されにくいですし、受けるフィードバックも少なくなりますなおのこと自律的に、自分で客観視して注意しなくてはいけないと思います前日飲み会や接待などで遅くなったときこそ、いちばん早く来るくらいのことは必要です  こんなことは難しいことではまったくありませんたとえば、予定の開始時間を自分の中で定刻の10分前と考えて行動すればいいだけのことですそこでのわずかな努力で信頼関係が大きく変わります  私自身も人のことを言えた義理でもないのですが、思い返せば忙しくなるほど時間を守るようになった気がします矛盾のように聞こえるかもしれませんが、忙しさに比例して時間の大切さを認識し、自身の時間厳守の意識が高まったということかもしれません  多忙なほどに時間の重要さを認識しているということであるならば、上位者は多忙であるほどよいですね(苦笑)今回は、ソフトバンクを中心にキャリア3社の財務内容を分析していきますルイヴィトン サングラス 人気今回は、ソフトバンクを中心にキャリア3社の財務内容を分析していきますiphone5ケース ブランド今回は、ソフトバンクを中心にキャリア3社の財務内容を分析していきますカルティエ サングラス